京都駅に到着した際、まず目に入るのは「京都タワー」ではないでしょうか?
白くてほっそりとした温かみのある形で、京都にやってくる人たちを見守ってくれています。
私も旅行などでしばらく京都から離れ、帰ってきた時に、この京都タワーを見ると、何とも言えない安心感に包まれます( ˘ω˘ )
そんな京都のランドマークである京都タワーは、2017年4月にリニューアルし、地下1階から2階までが「京都タワーサンド」という商業施設に生まれ変わりました。
そこは、まさにインスタ映えする超おしゃれスポット!
今までの京都タワーって、よく言えば「哀愁漂っている」、悪く言えば「古臭い」という印象がありませんでしたか?
もはや「哀愁漂う」って結構無理がありますがw
しかし、2017年「京都タワーサンド」として生まれ変わってからは、そのイメージをがらっと変えて、若者も集まる京都の新名所へと変化しています。
今回は、そんな京都タワーの新しい魅力を徹底解説していきます。
京都タワーについて
京都生まれ京都在住の京都を愛する京都人たるもの、新しいものにすぐ飛びついてはいけません。
まずは、簡単に京都タワーについて知っていきましょう!
京都タワーは1964年、東京オリンピックが開催された年に開業されました。
展望室の高さは、地上100メートル!
京都市街で一番高い建物です。
そんな展望室からは、京都の市街地が360度見渡せるので、四季折々の美しい京都の景色を眺めることができます。
京都タワーの丸みを帯びたほっそりとした形は、海のない京都の街を照らす灯台をイメージしたとのこと。
私は京都の長年住んでいるのに、全く知りませんでした!
海のない京都市に、逆に灯台をイメージとしたタワーを建てるって斬新ですよね。
その革新的な考えは、あっぱれだなと思いました。
そんな京都の玄関口にある京都タワーは、開業以後、毎年40~50万人訪れています。
2015年6月に、訪日外国人向け観光案内所をオープンしたことで、外国人観光客も一気に増えました。
今では、京都の人たちだけでなく、世界中の人たちから愛されているランドマークとなっています。
京都タワーサンドについて
そんな歴史のある京都タワーですが、2017年4月に地下1階から2階までが「京都タワーサンド」としてリニューアルし、今注目を集めています。
簡単に説明すると、
地下1階→フードホール(飲食店)
1階→マーケット(土産物屋)
2階→ワークショップ(体験スペース)
という感じです。
というわけで、まだオープンして間もない「京都タワーサンド」に潜入調査してきました。笑
「京都タワーサンド」1F~土産MARKET~
まず、京都タワーサンド1階部分は、京都のお土産物屋さんがずらっと並んでいます。
誰もが知っている老舗店から、今流行りの新進気鋭のお店までざっと31店舗!
しかも、これがまた誰がチョイスしたんだってくらいセンスが良いお店ばかりなんです。
入っているお店はこんな感じです。
定番のお土産から、初耳のお店まで色々入っていました。
食べ物だけでなく、「京都しゃぼんや」や「京のおしろい落とし」など、京都生まれのコスメショップも何店舗か入っています!
これは、長居してしまう予感。
なんだこのレールみたいなライトは…おしゃれすぎる。笑
こちらは聖護院八ッ橋や七條甘春堂など、老舗の和菓子屋さんを中心とした通り。
観光客や修学旅行生がたくさん買い物していました。
こちらは、グラノーラやおしゃれな京あめ、落雁など、比較的新しい流行りのお店が並んでいました。
コスメ系のお店も立ち並んでいたので、かなり女性が多かったです。
「かわいい~!」という声が飛び交っていましたが、その気持ちが分かるくらいかわいいものばかり!
こちらの記事でも紹介している、「京あめクロッシェ」や「UCHUwagashi」もあります。
この2店舗は特ににぎわっていました。
京都タワー展望室のチケットも1階で購入できます。
京都タワーのゆるキャラ「たわわちゃん」が笑顔で迎えてくれます。
赤ちゃんみたいでかわいいw
「たわわちゃん」のことが気になる方は、こちらへ↓↓
1階でひときわ面積取っているお店が、天下の「マールブランシュ」。
京都人で「茶の菓」を知らない人はいないと言っても過言ではないくらい大人気店です。
私も手土産が必要な時は、とりあえず「茶の菓」買っとこ的な感じで、めちゃくちゃお世話になっております。
もちろん京都タワーサンド店にも、「茶の菓」の文字がどーーん。
ちなみに、京都タワーサンド店限定で、「生茶の菓アイスバー」を食べることができます。
これはエスプーマのお濃茶ソースを使ったアイスバーで、インスタグラムでも大人気!
食べなくても分かる、こりゃうまいに決まってる。
さらに、もう一店舗京都の大人気店をご紹介します。
抹茶で有名な「辻利」は、もう京都に観光に来た人の90%くらいが行ってるんじゃないか?ってくらい人気店ですよね。
そんな「辻利」のカフェが、1階に入っています。
濃厚な抹茶と、たっぷりのクリームを合わせたスムージーやラテがあって、かなり美味しそうでした。
修学旅行生や外国人観光客も美味しそうに飲んでいましたよ~。
1階はさまざまなジャンルのお店があって、飽きません!
スイーツからコスメ、雑貨まで、色々あるのですが、それが全てmade in 京都のものばかり。
旅行に来てお土産に困ったら、とりあえず「京都タワーサンド」に来れば間違いないと思わせてくれるような大満足の内容です。
「京都タワーサンド」2階~体験WORKSHOP~
2階は何かというと、さまざまな体験ができる場所になっています。
観光の際、〇〇体験とかよくやりませんか?
私は大好きで、今まで色んな土地で色んな体験をしました。
今年の夏に香川へ行った際は、うどん作り体験を友人10名くらいでやりました。
それはそれは、騒がしかったでしょう…笑
他にも、私は陶芸体験やキーホルダー作り体験、和菓子作り体験などなど、色んなことをしました。
こういうのって、結局自分で作るより、お金出して買った方が良いもの手に入るし、美味しいもの食べられるんですよね。
(絶対に言ってはいけないひと言w)
だけど!
何年経っても覚えている最高の思い出になることは間違いありません。
写真を見返して、「あいつ、下手だったな~」とか、「この時、こんな失敗したな~」とか、すぐ思い出せる素晴らしい体験になるんです。
そんな楽しい体験をたくさんできるのが、「京都タワーサンド」の2階です。
例えば、こんな体験ができます。
食品サンプル!
私も昔、ピザの食品サンプルのマグネットを作ったことがあります。
いびつな形で、お世辞にも上手とは言えませんでしたが、今でも家の冷蔵庫に貼っています( ◠‿◠ )
他にも、「寿司の握り方講座」や、京都らしい「生八つ橋手作り体験」、「和菓子作り体験」などもあります。
みんなで参加して、楽しい京都旅行の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
「京都タワーサンド」B1F~美食FOODHALL~
お土産買って、色んな体験をしたら、次はやっぱり…
ご飯!!
「京都タワーサンド」の地下1階は、フードホールになっていて、19店舗のお店が入っています。
どうせよくあるフードコートでしょ。
ケン〇ッキーとかマ〇ドとかが入ってるんでしょ。
と、侮ることなかれ!
驚くほどのおしゃれ空間。
入っているお店はこんな感じです。
「京の焼肉処 弘」や「鳥せい」など、超有名どころもがっちり押さえている…!
すごい。
そして、どこも美味しくお酒が飲めるお店が多い印象を受けました。
地下1階フードホールは午後11時まで営業しているので、仕事終わりに軽く一杯なんて最高ですね!
京都駅直結でアクセスも良いので、昼間はランチのOLさんや学生さんが多く、夜はスーツ姿のサラリーマンが目立ちました。
私は以前、こちらのフードホールで「ぎょうざ処 亮昌」でランチしました。
その時のレビューもぜひ読んでみてください。↓↓
1人で餃子食べているアラサー女性もいるので、皆さん安心してひとり飯してください。笑
地下1階フードホールは、おしゃれな雰囲気なだけでなく、まさかこのお店がフードホールに?と驚くほど、レベルの高いお店が入っているので、おすすめです。
また、金曜日には、よくDJイベントが開催されているようで、今までの京都にはなかった雰囲気で面白いです。
ただ、お店によっては若干量が少ないかなという印象も受けました。
ランチでは良いかもしれませんが、がっつり晩ご飯となると、値段の割に量が少ないです。
「でも、ここはフードホール。色んなお店で、ちょっとずつ注文すればいいじゃない!あっちのお店ではこれを頼んで、こっちのお店ではこれを…」
なーんてことしていると、フードホールの魔の手に落ちて、まあまあな金額使ってしまうというオチが見えます。笑
なので、夜来られる方は、ディナー向きというよりは、お酒とおつまみというくらいに思っていた方が良いかもしれません。
まとめ
今回は、2017年にリニューアルオープンしたばかりの「京都タワーサンド」についてまとめてみました。
店内の雰囲気も、入っているお店も、決して派手ではないのにとてもおしゃれ。
これが京都らしくて素敵です。
私のように古い京都タワーのイメージがある方は、なかなか足を運ばないスポットかもしれませんが、騙されたと思って行ってみてください。
京都の「最先端」と「歴史」を同時に味わうことができますよ(*´ω`*)