2010年頃、「食べるラー油」がブームになったことを覚えていますか?
「食べるラー油」とは、ラー油にフライドオニオンやフライドガーリックなどの具材が入れられたもので、ご飯や豆腐などのシンプルな素材にかけて食べると、そりゃもうびっくりするほど美味しくなるという、画期的なラー油のことです。
ラー油が食べられる!?と、一気に話題になり、メディアでも連日取り上げられていました。
特に株式会社桃屋から発売されたこちらは社会現象となり、当時は取り扱い中止になるくらいバカ売れしましたよね。
「辛そうで辛くない少し辛いラー油」
どっちやねーーーん!とツッコみたくなるのと同時に、辛いのか辛くないのか、っていうか食べるラー油ってなんなのか、と気が付いた時には、もうこのことで頭がいっぱいになった人が続出したのでしょう…。
抜群のネーミングセンスと、間違いない味で、当時一世を風靡しました。
と言いつつ、私はニュースなどで取り上げられているのは知っていたけれど、実はそのブームにまんまと取り残された側の人間でした。笑
そう、食べたことないんです、「食べるラー油」。
すると、先日、京都市右京区太秦の大映通り付近で、とあるお店を見つけました。
そのお店の看板には、こんな言葉が書かれていたんです。
「食べるラー油でお馴染みのウォンさんの店」
ウォンさんって誰w
じゃなくて
これはもしかして7年越しに私も「食べるラー油」デビューできるんじゃないか?
と思いまして…。
早速、行ってきました。笑
というわけで、今回は食べるラー油の元祖のお店「菜館Wong」さんにお邪魔してきました!
「菜館Wong」ってどんなお店?
「菜館Wong」は京都太秦にある、本格広東料理を味わうことのできるお店です。
香港出身の黄活忠(ウォン・ジチョン)シェフがつくる料理は、まさに本場の味!
(ウォンさんってシェフのお名前だったのね。笑)
地元の方はもちろんのこと、近くに撮影所があることから、多くの有名人も来店したことがあるのだとか。
中華料理というと、私のような食べなれていない人間からすると、辛くて刺激的な味を想像しますが、ウォンさんが作る広東料理は、どれもあっさりしていて、素材の味を大切にして作られています。
そんなウォンさんの人柄が現れるような料理の「菜館Wong」。
早速、行ってみましょう!
「菜館Wong」に到着
さて、お店の前に到着。
この日はあいにくの天気で、お店の外観の写真を撮影するのを忘れてしまいました。
しくしく。
店内に入ると、お昼時のため、店内はほぼ満席。
こりゃ待たないといけないかな…と思っていると、奥へどうぞ!と通されました。
「菜館Wong」さん、なんと奥に広い!
奥は座敷になっています。
お店に入ってすぐのテーブルタイプの席は、なんだかお蕎麦屋さんみたいな和な印象を受けたんですが、奥の座敷はインテリアもしっかり中華な雰囲気。
メニューはこんな感じです。
ランチメニュー、これでもかってくらい充実しまくっています。
ほとんどのメニューがランチセットになっていて、サラダや肉まんなどもついてこのお値段!
私は、「週替わりサービスランチ」に。(900円)
メインは「地鶏の唐揚げ」「赤玉子の鶏チリソースあんかけ」「エビと豆腐と高菜の煮込み」から選ぶことができました。
私は「赤玉子の鶏チリソースあんかけ」をチョイス!
こどもてんちょーさんは、「豚肉ともやしの揚げそばセット」を注文。(900円)
15分ほど待ったところで、料理が到着。
結構スピーディーでした。
まずは、私が注文した「赤玉子の鶏チリソースあんかけ」。
盛り付けはちょっぴり大胆。笑
でも、なかなかのボリュームで食欲そそります( ˘ω˘ )
肉まんがきちんとかご?(これなんて言うんだろう…笑)に入っているのも、本格的な広東料理屋さんに来たような感じで嬉しいですね。
じゅるり。
あんかけがとろっとしていて、美味しそうです。
そうこうしている間に、こどもてんちょーが注文した「豚肉ともやしの揚げそばセット」もやってきました。
これまた、たまらんですね。
こちらのセットは、さらにボリュームがあったように感じました。
では、いただきます!
私は辛いものが得意ではないので、チリソース若干不安だったんです。
(なぜ苦手なくせに頼むw)
でも、このチリソースは辛すぎず、ちょうど良いピリ辛くらいだったので、私でも一気に食べれました。
お子さんでも食べれる味付けなので、嬉しいですね!
ザーサイもいい感じの箸休めになって、美味しい(*´з`)
揚げそばも、ぱりっぱりの麺に、とろみのついたあんかけがよ~く絡んで、こりゃまた絶品。
素材の味を大切にしている「菜館Wong」さんですが、確かに味付けが濃すぎず、それでいて不思議とご飯がどんどん進んでしまう、深い味でした!!
ちなみに、デザートとしてついていた、烏龍茶ゼリーが結構地味にツボでした。笑
烏龍茶味のゼリーって不思議ですよね。
確かに食べると烏龍茶なんですけど、ほどよい甘さがあるので、しっかりデザートになっていて、すごく美味しかったです。
いざ、「食べるラー油」実食
もう存在忘れていませんか?
私、「食べるラー油」を食べに来たんだった!!
「食べるラー油」は卓上にあって、なんと食べ放題!!
なんだか辛そう…(ごくり)
こんなに目に見えるくらい、たっぷりと具材も入っています。
ちょっと辛そうなので、不安でしたが、食べてみることに!!
とりあえず、ご飯に乗せて…
控えめか!!笑
辛かったら困るので、まずはこれくらいにしておきました。
食べてみると…
見た目ほど、辛くない!!!
香ばしくて美味しい!!!
あの目に見える具材の正体はニンニクだったのですが、ニンニクの嫌なにおいはせず、旨みだけを残した感じでした。
こりゃ、ご飯が進む進む。
白米だけでなく、サラダやお豆腐にかけても美味しいだろうなあと思いました。
インスタントラーメンにかけたら、一気に本格派ラーメンになりそう(*´ω`*)
ちなみに、こちらの「食べるラー油」は店内で飲食した方のみ、お持ち帰り用を購入することができます。
1本750円。
これだけ本格的な味の「食べるラー油」なら、このお値段も高くないかもしれません。
家に1本あると、色んな料理に使えるし、一気に料理上手になれるような気がします( ˘ω˘ )
「菜館Wong」のアクセスが知りたい
さて、そんな美味しい「食べるラー油」が食べられる「菜館Wong」。
場所は、京福電鉄嵐山本線「帷子ノ辻」駅から徒歩1分の、大映通りという昔ながらの商店街の中にあります。
店舗情報
- 所在地:京都府京都市右京区太秦堀ケ内町32-2
- 電話番号:075-872-5216
- 営業時間:[火]午前11時30分から午後2時 [水~日]11時30分から午後2時、午後5時30分から午後8時45分
- 定休日:月曜日・第3日曜日
まとめ
さて、今回は「食べるラー油」がやみつきになる「菜館Wong」さんへ行ってきたというブログでした。
人生初の「食べるラー油」は、本当に美味しくて大満足なものになりました。
ご飯がどんどん進んでしまうので、ダイエットの天敵にはなりそうですが|ω・)
「食べるラー油」は、爆発的ブームこそ終わったものの、今でも根強いファンが多く、スーパーでもよく売っているのを見かけますよね。
全国の「食べるラー油」ファンの皆さま、ぜひ「菜館Wong」さんに行ってみてください。
ウォンさんが心を込めて作った、本格的な「食べるラー油」が味わえますよ!
これを機に、我が家も「食べるラー油」を常備しようか検討中です。