こんにちは。
yamariです( ˘ω˘ )
皆さんは、京都市太秦にかつて「大映京都撮影所」という撮影所があったことをご存知でしょうか?
とはいえ、私が生まれるよりも前の1986年に閉鎖されたため、京都人の私も詳しく知っているわけではないんですが…(‘◇’)ゞ
「大映京都撮影所」の主な作品として、ヴェネチア国際映画祭でグランプリを獲得した黒澤明監督の「羅生門」や、安田公義監督の「大魔神」などがあります。
今のようにまだ海外で日本映画が注目されていなかった時代。
「大映京都撮影所」は、初めて世界に認められた日本映画を作ったといえるかもしれません。
そんな昭和の日本映画を支えた「大映京都撮影所」ですが、
実は今もその歴史を感じられる素敵なカフェが京都太秦にあるんです。
今回は、太秦の大映通り商店街にある「キネマキッチン」というお店にお邪魔してきました(*´ω`*)
太秦「キネマキッチン」ってどんなお店?
「大映京都撮影所」の歴史が感じられるカフェとは、一体どんなお店なのでしょう?
2013年3月14日にオープンした「うずキネマ館 キネマキッチン」。
店内には年代物の映写機や、映画キャラクターのフィギュアなどが数多く並べられています。
古い映画雑誌や、貴重な台本は実際手に取って閲覧することもできるのです。
午前11時から午後2時までのランチタイムは、手作りのおばんざいバイキングがセットになった定食が大人気。
夜は午後11時まで空いており、居酒屋メニューをつまみながら、近所の方たちを中心に、ゆったりとした楽しい夜を過ごしています。
昭和の時代にタイムスリップしたようなレトロな雰囲気の中、素朴で美味しい料理を味わいながら、映画の歴史を感じることができる、映画ファンにはたまらないお店です。
また、映画ファンが喜ぶカフェとしてだけでなく、「キネマキッチン」は地域のコミュニティースペースとしての役割も担っています。
映画上映や、映画関係者とのトークセッションなどを行ったり、町内会や子ども会の集まりや、地元団体の会議などにも活用されています。
つまり「キネマキッチン」は、「大映京都撮影所」の歴史を通して、日本全国の映画ファンを楽しませるお店でもあり、地元の人々を静かに見守る繋がりの場所でもあるのです。
太秦「キネマキッチン」に行ってきた
さっ!早速、太秦の大映通り商店街にある「キネマキッチン」へやってきました。
外観からして、昔の映画館のようにレトロでかわいい( ˘ω˘ )
フォトジェニックでわくわくしちゃいます。
店内は、「大魔神」をはじめとする貴重な映画グッズであふれています。
映画ファンはもちろん楽しめますが、私のように「大魔神」を見たことがない人でも、思わずじっくり見てしまうような興味深いものばかりが置いてあるので、とても面白いですよ!
博物館に来たような気持ちで、あれこれ見たくなりますが、ひとまずお料理を注文しましょう。
太秦「キネマキッチン」のメニューが知りたい
こちらのカウンターにて、セルフで注文します。
「キネマキッチン」で人気なのが、こちらのおばんざいバイキング付定食。
完全手作りでおかわり自由のおばんざい、メイン、ご飯が必ずついて、このお値段です。
お得ですよね。
セットによって、ドリンクやスイーツもつくので、お腹の減り具合によってチョイスしてみましょう。
メインは日替わり含む5つから選ぶことができます。
唐揚げやおでんなどがっつり系だけでなく、だし巻き卵なんていう軽めのものまであるので嬉しいです。
今回は、夫・こどもてんちょーがこちらのおばんざいバイキング付定食。
わたくしyamariは単品でからあげ丼なるものを注文してみました!(がっつりw)
太秦「キネマキッチン」お味は?
おばんざいセットを頼んだこどもてんちょーは、早速バイキングを取りに行きました。
おばんざいのバイキングコーナーはこんな感じ。
「茄子のたいたん」や「ひじき煮」など、体にやさしいおばんざいが数種類用意されています。
どれも味付けが濃すぎず、優しい味なので、たくさん食べられますよ~。
そうこうしている間に、まずは私のからあげ丼がやってきました。
じゅるり。
カラっとあがったからあげに、ふわふわたまごが美味しそう!
お味噌汁もついています。
では、お先にいただきます!
うん!
薄味で美味しい。
がっつりした見た目とは裏腹に、おばんざい同様とっても優しい味。
お味噌汁もお出汁の味がしっかりと感じられる薄味。
とても素材の味を大切にしているなと感じました。
これなら、お年寄りや小さなお子さんも、安心して食べられそうです!
ここで、おばんざいバイキング付定食も出来上がりました。
メインは「じっくりコトコト牛すじ煮込み」にしてみました。
右下のお皿はバイキングのおばんざいです。
バイキングがついているので、メインはわりと小ぶりです。
牛すじは味がしっかりしみ込んでいて、これまた美味しかったです。
ドリンクセットで、赤しそソーダを注文。
最初、こどもてんちょーが赤しそソーダを頼んだと言った時、正直
「なんでそんな変わり種を…。普通のオレンジジュースとかにしとけよ!」
って思いました。笑
もともと、しそ自体は好きですが、しそ味のものってあまり好んで食べないんですよね。
梅味も同じで。
小梅ちゃんとか苦手なタイプです。笑
でも、せっかくだから一口飲んでみようと思い、赤しそソーダをごくり。
スッキリして、めっちゃうまい!
確かにしその味はするんですけど、なんだかとってもフルーティーな感じに仕上がっていて、全然違和感がないんです!
ソーダにぴったり。
ちなみに、こちらの赤しそは、無農薬栽培。
京都の畑で育て収穫した、愛情たっぷりの赤しそなんだとか。
そりゃ美味しいはずです(^ω^)
まとめ
さて、今回は京都太秦にあるカフェ「キネマキッチン」についてまとめてみました。
こちらは「大映京都撮影所」について知らない人も、美味しい料理を食べながら、その歴史や作品とじっくり向き合える素敵なお店になっています。
近くには「東映太秦映画村」もあり、古き良き日本映画にゆったりと浸ってみるのも楽しい旅になるかもしれませんね(*´ω`*)
同じく大映通り商店街にある広東料理店「菜館Wong」が気になる方はこちら↓↓